コマンドラインの例 -ファイルの比較全般

下記にいくつかの例を挙げています。あなたが行いたい設定に近い例を選択して、必要に応じて修正して下さい。これらの例を使用して問題がある場合は、次を参照してください:

コマンドラインインターフェースの使用

コマンドラインの作成に役立つヒント

コマンドラインで特定のオプションを指定しない場合、ユーザーインターフェースで最後に設定した設定をデフォルトにします。

1

2つの TXT ファイルの比較

2列表示

2

2つの DOC ファイルを比較

一括表示

ログファイルの作成

3

2つの DOC ファイルの比較

一括表示または2列表示

HTML ファイルレポートの作成、タイトル追加

Wordファイルレポートの作成、タイトル追加

ログファイルの作成

比較完了後に、終了

4

2 つの DOC ファイルの比較

Text ファイルのレポート作成

比較完了後に、終了

5

2つの DOC ファイルの比較

CSVレポートを作成、開く

比較完了後に、終了

6

2つの DOC ファイルの比較

DOC レポートを作成、開く

比較完了後に、終了

7

パスワード"gonefishing"付きの2つのPDF ファイルの比較

2列表示

比較完了後、ステータスメッセージを表示

 

 

 

例 1

この例では2つのファイル、"D:\A\Aristotle.TXT" "D:\A\Socrates.TXT" を比較し、2列表示モードでそれらを表示します。また、冗長モードを指定し、完了後に比較ステータスを表示します( / V スイッチ)

 

DiffDoc /M"d:\a\Aristotle.TXT" /S "d:\a\Socrates.TXT" /V

 

例 2

この例では2つのファイル、"D:\A\Aristotle.DOC" "D:\A\Socrates.Doc" を比較します。そしてそれを一括表示(/F1)で表示します。また、/L  スイッチでログファイルD:\a\Compare.LOG を作成します。

 

DiffDoc /M"d:\a\Aristotle.DOC" /S "d:\a\Socrates.DOC" /F1 /L D:\a\compare.LOG

 

 

例 3

この例では2つのファイル、"D:\A\Aristotle.DOC" "D:\A\Socrates.Doc" を比較します。そしてそれを一括表示(/F1)で表示します。HTML レポートの作成(/R1 /TD:\a\Report.htm)とログファイル(/LD:\a\Compare.LOG)の作成を指定しています。さらに、HTML レポートのタイトルの変更(/7 "Geek Philosophers")を指定し、比較が完了後にそのレポートを開き(/O)、閲覧できるように指定しています。最後に、DiffDoc は比較完了後に終了し、レポートが開きます(/X)

 

DiffDoc /M"d:\a\Aristotle.DOC" /S "d:\a\Socrates.DOC" /F1 /R1 /T "D:\a\Report.HTM" /7"Geek Philosophers" /O /L"D:\A\compare.LOG" /X

 

2列表示のレポートを作成するには、/F1の代わりに、/F2を使用します。また、HTML でレポートを生成しMS Word でそれを開く場合は、単純に、出力ファイルを*.DOC 拡張子に変更します。 例えば、上記の例3で、2列表示で、生成したレポートを MS Word で開くように内容を変更する場合は次の通りです:

DiffDoc /M"d:\a\Aristotle.DOC" /S "d:\a\Socrates.DOC" /F2 /R1 /T "D:\a\Report.DOC" /7"Geek Philosophers" /O /L"D:\A\compare.LOG" /X

 

例 4

この例では、2つのファイル、"D:\A\Aristotle.DOC" "D:\A\Socrates.Doc"を比較します。TEXT レポートの作成(/R2 /TD:\a\Report.TXT)とログファイルの作成 (/LD:\a\Compare.LOG)を指定しています。さらに、比較が完了後にそのレポートを開き(/O)、閲覧できるように指定しています。最後に、DiffDoc は比較完了後に終了し、レポートが開きます(/X)

 

DiffDoc /M "d:\a\Aristotle.DOC" /S "d:\a\Socrates.DOC"/R2 /T "D:\a\Report.TXT" /O /L "D:\A\compare.LOG" /X

 

例 5

この例では、2つのファイル、"D:\A\Aristotle.DOC" "D:\A\Socrates.Doc"を比較します。CSV レポートの作成(/R3 /TD:\a\Report.CSV)とログファイルの作成(/LD:\a\Compare.LOG)を指定しています。さらに、比較完了後にそのレポートを開き(/O)、閲覧できるように指定しています。最後に、DiffDoc は比較完了後に終了し、レポートが開きます(/X)

 

DiffDoc /M "d:\a\Aristotle.DOC" /S "d:\a\Socrates.DOC" /R3 /T D:\a\Report.CSV /O /L D:\A\compare.LOG /X

 

例 6

この例では、2つのファイル"D:\A\Aristotle.DOC" "D:\A\Socrates.Doc"を比較します。

DOC レポートの作成(/R4 /TD:\a\Report.DOC) とログファイルの作成 (/LD:\a\Compare.LOG)を指定しています。さらに、比較完了後にそのレポートを開き(/O)、閲覧できるように指定しています。最後に、DiffDoc は比較完了後に終了し、レポートが開きます(/X)

 DiffDoc /M "d:\a\Aristotle.DOC" /S "d:\a\Socrates.DOC" /R4 /T D:\a\Report.DOC /O /L D:\A\compare.LOG /X

 

例 7

この例では、2つのPDF ファイルの比較方法を示しています。また、パスワード保護付のPDF ファイル(/8 パスワード)の処理方法を示しています。この場合、パスワードは gonefishingです。'Diff Doc' 2列表示(/F2)で結果を表示します。コマンドラインのステータスをメッセージに表示(/V)します。

 

DiffDoc /M"C:\MyDocuments\FirstFile.PDF" /S "C:\MyDocuments\SecondFile.PDF" /8 gonefishing /F2 /V

 

 

関連項目:

コマンドライン作成に役立つヒント

コマンドラインの例 ファイルの変換全般

コマンドラインの例 - フォルダの比較

コマンドラインの例 - Excel ファイルの比較