コマンドラインインターフェースの使用

マンドラインインターフェースの使用

多くの例が掲載されているオンラインウィザードがあります。コマンドラインについて熟知されていない場合は、続けて、以下をお読みください。

コマンドライン例 - ファイルの比較全般

コマンドライン例 - フォルダの比較

コマンドライン例 - Excel 比較

 

'Diff Doc'は、ユーザーインターフェースを使わずに、コマンドライン引数を用いて実行できます。オペレーティングシステムのコマンドプロンプトまたはバッチファイル(*.BAT 拡張子のついたファイル)からコマンドラインの実行を開始できます。バッチファイルはNotepad.EXE のような簡単なエディタで作成できます。保存した後、単純にWindows エクスプローラ内の BAT ファイルをダブルクリックして実行して下さい。 

重要: 次のエラーが表示、またはその他の問題が発生した場合:

" DiffDoc は内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。"

 

詳細は、コマンドライン作成に役立つヒントをご覧ください。

 

コマンドラインスイッチ

コマンドラインの構文は次の通り:

DiffDoc /M{Original File} /S{Modified File} [/I] [/W] [/Q] [/A] [/B] [/E] [/H] [/X] [/Y#] [/Z#] [/1 - 4] [/7 - 9] [/T{ReportFile}] [/R#] [/F#] [/L{Log File}] [/V] [/O] [/D] [/C] [/U] [/K] [/WS#] [/P] [/N

 

角括弧“[ ]”内の項目はオプションであり、その他の「スイッチ」はすべて必須です。したがって、/M/Sはコマンドラインで必ず指定しなければなりません。

 

スイッチとパラメータの間にはスペースを入れても入れなくてもどちらでもかまいません。例えば、"/R1""/R 1"は同じです。長いファイル名の場合は、二重引用符を使用する必要があります。例:/S"C:\My Data Folder\MyDoc.DOC"

 

コマンドラインで特定のオプションを指定しない場合、オプションはユーザーインターフェースで最後に設定した設定がデフォルトの設定になることに注意して下さい。

各スイッチの詳細をよく使用する順番で説明します:

 

スイッチ

説明

/M{Original File}

オリジナルファイルを指定します。

このスイッチは/S{修正ファイル }と一緒に使用し、比較する2つのファイルを指定します。

/S{Modified File}

修正ファイルを指定します。

このスイッチは/M{オリジナルファイル}と一緒に使用し、比較する2つのファイルを指定します。

/X

比較作業完了時にアプリケーションを終了します。

/V

冗長モード。メッセージボックスに比較ステータスを表示させるには、このスイッチを使用します。

/I

ファイルの比較の際に大文字・小文字の違いを無視します。

/W

ファイルの比較の際に空白文字(タブ、スペースなど)を無視します。

/E

空白行を無視します。

/P

空白行を削除します。

/N

書式をクリアにします。

/B

ファイル比較作業の完了時にビープ音を出します。

/Q

ファイルを比較する際に高速でファイル比較を行います。

高速比較は、バイト単位バイナリファイルのみを比較し、実際の内容は比較しません。

バイナリが異なる場合、より速く検索できます。

/L{Log File}

比較作業の成功または失敗を記録するログファイルを指定するには、このスイッチを使用します。

/WS#

比較完了後の、メイン画面の状態を指定します。

(0 = 通常、 1 = 最小化、 2 = 最大化)

 /X スイッチは/WS# と一緒には使用しません。

 

/T{Report File}

レポートファイルを作成する場合、このスイッチを使用します。

レポートファイル名の完全修飾パスを指定する必要があります。名前を指定しなければなりません。

: /T"C:\Reports\Output.HTM"

/R#

レポートフォーマット:

  1 = HTML (デフォルト)

  2 = Text

  3 = CSV

  4=MS Word.

:HTML フォーマットのみ、2列表示(/F2)に対応しています。

/F#

レポートスタイル:

  1 = 一括表示

  2 = 2列表示 (デフォルト)

:HTML フォーマットのみ、2列表示(/F2)に対応しています。

/O

比較作業完了時にレポートを開きます。レポートタイプに

応じて、NotepadまたはInternet Explorerが起動します。

/K

相違点が見つからなかった場合、レポートを生成しないように指定します。

 

/Y#

比較するExcelのオリジナルファイル内のシートの番号を指定します。デフォルトは1です。

/Z#

比較するExcel の修正ファイル内のシート番号を指定します。デフォルトは1です。

/A

Excel ファイル内の数式を比較します。

/1

比較するExcelのオリジナルファイルの行を選択します。構文例は、"1,5-10,20"です。この場合、シート内の単独のセクションはカンマで区切り、連続するセクションについてはダッシュ(ハイフン)でその範囲を示します。すべての行を比較するには、"*"を使用します。デフォルトでは、すべての行が選択されます。

/2

比較するExcelのオリジナルファイルの列を選択します。構文例は、"1,5-10,20"です。この場合、シート内の単独のセクションはカンマで区切り、連続するセクションについてはダッシュ(ハイフン)でその範囲を示します。すべての列を比較するには、"*"を使用します。デフォルトでは、すべての列が選択されます。

/3

比較するExcelの修正ファイルの行を選択します。構文例は、"1,5-10,20"です。この場合、シート内の単独のセクションはカンマで区切り、連続するセクションについてはダッシュ(ハイフン)でその範囲を示します。すべての行を比較するには、"*"を使用します。デフォルトでは、すべての行が選択されます。

/4

比較するExcelの修正ファイルの列を選択します。構文例は、"1,5-10,20"です。この場合、シート内の単独のセクションはカンマで区切り、連続するセクションについてはダッシュ(ハイフン)でその範囲を示します。すべての列を比較するには、"*"を使用します。デフォルトでは、すべての列が選択されます。

 

/5

オリジナルファイルの列タイトルをレポートに記載します。 HTML形式のレポートにのみ適用されます。

/6

修正ファイルの列タイトルをレポートに記載します。 HTML形式のレポートにのみ適用されます。

/7

タイトルをレポートに記載します。HTML形式のレポートにのみ適用されます。

 

/8

ユーザーパスワードを指定します。 PDFファイルのみに適用されます。比較する片方または両方のファイルパスワードを設定します(両方の場合、同じパスワードを共有している必要があります)

/9

オーナーパスワードを指定します。 PDFファイルのみに適用されます。比較する片方または両方のファイルパスワードを設定します(両方の場合、同じパスワードを共有している必要があります)

 

/H

HTMLを比較する場合:テキストの内容ではなく、HTML スクリプトソースを比較します。

 

/D

フォルダ(ディレクトリ)を比較します。“/C”スイッチも参照してください。

/C

サブフォルダも比較します。“/D”スイッチが使用されている場合にのみ有効です。

/U

フォルダの比較で、比較するファイルの拡張子を指定します。すべての拡張子を比較する場合、空欄にします。DOC ファイルのみ比較する場合、 "/U *.DOC"と設定します。

:アスタリスク文字"*"は重要です。DOC HTM を比較する場合、"/U *.DOC *.HTM"と設定します。

 

 /+{ini file override}

コマンドラインスイッチ/+{DiffDoc.ini ファイルパス} はデフォルトの ini ファイルをオーバーライドするのに使用します:

%appdata%\Softinterface, Inc\DiffDoc\DiffDoc.ini

これは、コマンドラインスイッチが存在せず、ユーザーインターフェースがDiffDoc.ini ファイルを介してこれらの設定を保持する場合に、便利です。

      ユーザーインターフェース内の変更

      DiffDoc の終了

      DiffDoc の実行

メニュー項目のヘルプ>バージョン情報で表示される、Softinterface アイコンをダブルクリックすると、DiffDoc.ini ファイルがNotepad で開きます。その ini ファイルをあなたが選択した名前/パスで保存し、/+ スイッチで名前/パスを指定します。

/?

コマンドライン情報が表示されます。

 

/WPOO{Password}

/WPOM{Password}

WPOO = オリジナルファイルを開くMS Word パスワードWPOM = 修正ファイルを開くMS Word パスワード

/WPOTO{Password}

/WPOTM{Password}

WPOTO = オリジナルファイルのテンプレートを開くMS Word パスワード

WPOTM = 修正ファイルのテンプレートを開くMS Word パスワード

/XPOO{Password}

/XPOM{Password}

XPOO = オリジナルファイルを開くExcel パスワード

XPOM = 修正ファイルを開くExcel パスワード

 

/AA#

パラメータはPDF をインポートする場合のいくつかの方法を指定するのに使用します。このスイッチは、何度でも使用できます。特定のオプションを指定しない場合は、アプリケーションでユーザーが最後に設定した設定をデフォルトにします( コマンドラインで実行していない間)

ドキュメントレイアウト

1 =シングルカラムレイアウト

2 =マルチカラムレイアウト

3 =法的文書

変換方法

5 = スペースとタブを使用してレイアウトを保持する

6 =ヘッダを検出する TRUE

7 =ヘッダを検出する FALSE

8 = テキストフロー

9 =テキストを含むOCR処理されたイメージのPDFファイルを実行

10 =隠れた文字を削除する TRUE

11 =隠れた文字を削除する FALSE

12 =ハイフンを結合する TRUE

13 = ハイフンを結合する FALSE

テキスト

22 = パラグラフの結合 TRUE

23 = パラグラフの結合FALSE

24 = フォントの縮小 TRUE

25 = フォントの縮小FALSE

26 = フォント名の調整TRUE

27 = フォント名の調整FALSE

28 = ハイパーリンクの抽出TRUE

29 = ハイパーリンクの抽出FALSE

例えば、下記の引数は正確な位置のテキストボックスでテキストを結合したシングルカラムレイアウトを使用して、PDF ファイルをRTF へインポートします。

/AA1 /AA9 /AA10

 

/???

ここに無い場合、弊社までお問い合わせ頂ければ、ご要望にお応えできる場合もございます。

Support@SoftInterface.com

すべてのコマンドラインスイッチ

 

関連項目:

コマンドライン作成に役立つヒント

コマンドラインの例 ファイルの変換全般

コマンドラインの例 - フォルダの比較

コマンドラインの例 - Excel ファイルの比較