'変換タスク'の指定

 

変換タスク を指定するコマンドラインの構文は次の通り:

 

ConvertITP /S{Input File(s)} /T{Output File(s)} /F# [/G] [/V] [/R] [/L{LogFile}] [/B{LogToJobFile}] [/+] [/A{PDF Author}] [/D{PDF Creator}] [/K{PDF Keywords}] [/U{PDF Subject}] [/I{PDF Title}] [/Z] [/M#] [/W{Tiff Pages}]

 

角括弧"[ ]"で閉じられた上記アイテムはオプションです。他のスイッチは必須です。

その為、 /S /T /F# はコマンドラインで常に指定する必要があります。出力ファイルを入力フォルダに保存する場合で /G を指定する場合は/T  スイッチは不要です。

コマンドスイッチは大文字小文字を区別する為、/T は、/tと完全に異なります。

スイッチとパラメータの間はスペースを含める、含めない、いずれも可能です。例えば、"/F6" "/F 6"と同じです。

長いファイル名(スペースを含んだパスまたは、8.3フォーマットより長いファイル名)の場合、二重引用符の使用が必要です。例:

ConvertITP.EXE /S "C:\Input Folder\Coffee.bmp" /T "C:\Output Folder\CoffeeOut.pdf" /F0 /V

 

/S{ Input File(s) } は変換するファイルを指定します。1つのファイルまたはワイルドカード文字の使用でフォルダ内の全ファイル(:"C:\MyFiles\*.BMP")を指定できます。

/T{Output File(s)}/S{ Input File(s) }とは常に異なります。

 

/T{Output File(s)} は、変換したファイルの保存場所を指定します。1つのファイルを指定することも、ワイルドカード文字の使用で、フォルダ(:"C:\MyFiles\*.BMP")を指定することもできます。/T{Output File(s)}/S{ Input File(s) }とは常に異なります。

 

[/F#] は入力ファイルのファイル形式をConvertITPに伝えます。# 記号に数字を入力する必要があります。入力ファイル形式は / S{Input File(s)}スイッチで指定する必要があることを覚えておいて下さい。 全ての定数は ファイルタイプ定数をご覧下さい。

 

[/G] は、入力ファイルと同じフォルダに出力ファイルを保存します。/Tを使用する代わりに入力ファイルと同じ場所にファイルを置きます。これは /S 1つのファイルを指定している場合使用できません。その場合、代わりに/T  を使用して下さい。 

 

[/V] 冗長モードです。このスイッチを指定すると、ジョブ実行後、成功したか失敗したかを表示するメッセージボックスを表示します。失敗した場合、通常、失敗した原因を表示します。 /L も参照下さい。

 

[/R] /S スイッチで指定されたサブフォルダ内にある全ファイルを探し出し、実行します。ファイルのディレクトリ全体を処理する場合、このスイッチを追加します。変換するディレクトリ全体の指定についての詳細は、/S /T /G も確認して下さい。

[/L{LogFile}] ログファイルパスと名前(d:\mylogs\CITP.LOG)を指定し、ログファイルを作成、変換結果をそれに書き込みます。 /Vも参照ください。

 

[/B{LogToJobFile}] エラーが発生した場合のみ、'変換ジョブ'としてログファイルを保存します。これは、問題があるファイルを後で実行したり、別の方法で実行する場合に役立ちます。/B で生成されたファイルは、'変換ジョブ'ファイルで許可されなかった無関係なコメントを含まない為、/B /L と異なります。*.SII ファイル形式で保存すると、ジョブとして読み込みができます。

 

[/Z] 詳細ログ。 全てのファイル操作はログに記録されます。

 

[/+] PDF ファイルの最後に画像を追加(連結)します。

 [/A{PDF Author}] PDF ファイルの作成者プロパティを指定します。

 [/D{PDF Creator}] PDF ファイルのアプリケーションプロパティを指定します。

[/K{PDF Keywords}] PDF のキーワードプロパティを指定します。

 [/U{PDF Subject}] PDF ファイルのサブタイトルプロパティを指定します。

 [/I{PDF Title}] PDF ファイルのタイトルプロパティを指定します。

 

[/M#] TIFFのみ: 変換方法 0 = 圧縮無、 1 = LZW 2 = RLE 圧縮 (1bpp)

 3 = CCITT3 圧縮(1bpp), 4 = CCIT4 圧縮(1bpp)

[/W{Tiff Pages}] TIFFのみ: どのページを変換するかを指定。個別にページを指定するか、カンマで区切って、範囲でページ指定することができます。例えば、"/W 1,2,3,10,11" "/W 1-3,10-11"と同じです。

 

例: コマンドライン使用例の一覧をご覧ください。

 

 

 関連項目:

コマンドライン使用に役立つヒント

 '変換ジョブ' ファイルを指定して、コマンドラインから実行

コマンドラインから '変換タスク'を指定

: コマンドライン使用例の一覧

コマンドラインスイッチ

ファイルタイプ定数