オプションタブには次の2つの設定があります:
プログラムのロード時にタイマーを自動で再起動する
これはConvertITP を次回起動時にConvertITP タイマーを自動で開始することができます。言い換えれば、スケジュール設定されたジョブを実行し、ジョブを終了しConvertITP を閉じた場合、次回、ConvertITP を開いた際、ジョブが再度開き、開始ボタンをクリックしたように自動で実行するよう設定します。例えば、2週間毎に実行するジョブをスケジュール設定した場合、最後に ConvertITP を閉じ、次の実行までに残っている時間の長さに関係なく、今日の日付を基準に次の実行を再計算します。
ヒント: 起動時にOSによってConvertITPを起動することができます (Windows 7 ではスタートアップフォルダとして知られている)。このプログラムオプションと組み合わせて、簡単に変換ジョブを自動化することができます。
時間指定ジョブが指定した時間以上で実行した場合、ConvertITP には次の 2 つのオプションがあります。
現在のジョブが終了した直後を選択した場合、次のジョブは、前のジョブが終了した直後に開始します。これは、設定した時間間隔に関係なく、続けて実行します。この実行をスキップして、次の実行のためにタイマーをセットを選択すると実行中の変換ジョブをスキップし次の設定時間で実行します。
表3 をご覧ください。この例では、ジョブの実行時間が20分で、15分毎に実行するように設定した場合です。この場合の結果として、ジョブは別の時間間隔ごとに実行します。
開始時間 |
設定した次のジョブの開始時間 |
|
ジョブ実行後実際の終了時間 |
新しく更新された次のジョブの開始時間 |
1:00 PM |
1:15 PM |
|
1:20 PM |
1:30 PM |
1:30 PM |
1:45 PM |
|
1:50 PM |
2:00 PM |
2:00 PM |
2:15 PM |
|
2:20 PM |
2:30 PM |
2:30 PM |
2:45 PM |
|
2:50 PM |
3:00 PM |
表3 15 分間隔で次のジョブ開始時間を計算
この例ではジョブの実行に20分かかり、次のジョブの開始時間を逃します。スキップオプションを選択した場合、ConvertITP は次の開始時間が過ぎるのを認識し、ユーザーによって指定した時間間隔を元にして新しい開始時間を再計算します。ジョブは、1:00, 1:30, 2:00 …で実行され、設定した頻度の半分の頻度で実行します。
関連項目:
スケジューラオプション