特殊処理: プログラムの起動

ConvertITP では、大量の拡張子に対し、アプリケーションを起動することができます。ジョブの実行に使用するプログラムはどんなものでも選択できますが、一般的に使用するプログラムのほとんどはバッチファイルか、Command.COM です。

コマンドライン引数の指定やその他のオプションについては以下に説明します。

特殊処理のプログラムの起動(実行)を選択すると、次の画面が表示されます:

アプリケーション名: 実行するアプリケーションのパスと名前を入力または参照します。あなたのコンピュータにインストールされているアプリケーションまたはコマンドインタープリターを指定します。今すぐ起動ボタン(アプリケーション名入力欄右横にある image\ebx_-1180306673.gif  ボタン)をクリックすると、指定したアプリケーションが起動します。

 

cmd.exe または command.comを使用する上での注意:

コマンドインタープリター(command.com または cmd.exe)を選択するとコマンドライン引数(DOSコマンド)を利用できます。環境変数に関係して、Windows NT システムでcommand.com cmd.exe の間で違いがあります。例えば、command.com を使用すると、8.3 DOS命名規則にユーザーを制限しますが、cmd.exe ではその制約で制限されません。'totalOf8.txt' のようなファイル名はcommand.com または cmd.exe で動作しますが、'totalOfTen.txt' のような冗長な名前はcmd.exe.でのみ動作します。あなたのシステムの設定に従って、command.com はいくつかの場合では動作するかもしれませんが、全ての状況では動作しません。その場合、アプリケーション名の代わりにcmd.exe  を使用し同じコマンドライン引数を試してください。

 

コマンドライン引数: 実行時に使用するアプリケーションの引数をここに入力します。例えば、Notepad.exeの実行を指定する場合、オプションで、実行時に開くテキストファイルを指定できます。全てのプログラムのコマンドライン機能は異なります。

 

cmd.exe 又は command.com コマンドラインを指定する際の注意:

従来の DOS コマンドはコピー、削除、ディレクトリ作成、バッチファイルの実行等のタスク実行利用されています。文字列が続く場合、'/c' で各コマンドを始めます。注:command.comインタープリターを使用している場合、通常のDOS 命名規則で、ファイル名は8文字+3文字の拡張子を超えてはなりません。(例:'eightchar.txt')。ファイルへのパスとファイル名が他の引数なしでここに入力される場合、アプリケーションはファイルを起動し、開きます。

 

ウィンドウ表示状態: 隠す、通常、最大化、最小化から選びます。いくつかのプログラムでは、この選択をオーバーライドし、それらの初期設定で開く場合があります。

 

スレッド優先: 待機、通常、最優先、リアルタイム優先から選択して下さい

 

待機

システムが待機状態の場合のみ、スレッドが実行するプロセスです。プロセスのスレッドは、優先度が高いクラスで実行しているプロセスのスレッドによって、割り込まれます。

通常

特別なスケジューリングの必要がないプロセスです。

優先

すぐに実行が必要な緊急を要するタスクを実行するプロセスです。プロセスのスレッドは、通常またはアイドルクラスのプロセスのスレッドに割り込みます。

リアルタイム優先

最も高い優先度を持つプロセスです。プロセスのスレッドは、重要なタスクを実行しているオペレーティングシステムプロセスを含め、全ての他のプロセスに割り込みます。

 

次のタスク実行までのタイムアウト:変換タスクリスト内の次のタスク実行までのタイムアウト時間()を設定し、タイムアウト時間経過後、プロセスを実行します。時間制限を設けず、変換タスクリスト内の次のアイテムに進む前に実行中のアイテムの完了を待つ場合は、-1 を使用します。

関連項目:

プログラム起動: cmd .exe の例