'Convert Doc'から、様々な拡張子のファイルに対し、アプリケーションを起動する事ができます。通常使用されるプログラムには、バッチファイルや、Command.COMがあります。ジョブを実行するのに役立つと思われるどんなプログラムも選択する事ができます。'Convert Doc'コマンドライン引数の指定や、その他のオプションが使用できます。
[特殊処理:プログラムの起動]を選択すると、次のような画面になります:
アプリケーション名: 実行するアプリケーションのパスと名前をタイプするか参照します。ここでは、コンピュータにインストールされているアプリケーションかコマンド・インタープリタを指定できます。起動ボタン( [アプリケーション名]テキスト入力欄の右隣)をクリックすると、指定されたアプリケーションが起動します。
cmd.exe またはcommand.comを使用する上での注意:
コマンドインタープリタ(command.comやcmd.exe)を選択すると、コマンドライン引数(DOSコマンド)を使用できます。環境変数の関係により、Windows NTシステムのcommand.comとcmd.exeには違いがあります。例えば、command.comを使用すると、8.3 DOS命名規則により制限が生じるのに対し、cmd.exeにこの制限はありません。したがって、「totalOf8.txt」というファイル名はcommand.comでもcmd.exeでも使用できますが、「totalOfTen.txt」のような長い名前はcmd.exeでのみ使用できます。システムの設定によりcommand.comでも使用できる場合もありますが、すべての状況で使用できるわけではありません。その場合、代わりにcmd.exeをアプリケーション名に指定し、同じコマンドライン引数を試みてください。
コマンドライン引数: ここでは、実行時にアプリケーションに対する引数を入力できます。例えば、Notepad.exe を実行するように指定した場合、実行時にテキストファイルを開くように指定できます。すべてのプログラムは異なるコマンドライン能力を持っています。
コマンドライン引数を指定する際の注意:
コピー、削除、ディレクトリの作成、バッチファイルの実行など、従来のDOSコマンドが使用できます。文字列が続く場合、各コマンドは「/c」からはじめます。command.comインタープリタを使用する場合、通常のDOS命名規則により、ファイル名には8文字+3文字以内の拡張子(例: eightchar.txt)の名前をつける必要があります。ここに他の引数を付けずにファイル名とパスと指定した場合、アプリケーションが起動し、ファイルを開きます。
ウィンドウ表示状態: 隠す、通常、最大化または最小化から選択します。プログラムによってはこの項目が無効化され、そのプログラムが自動で選択した状態で開きます。
スレッド優先: 待機、通常、最優先、リアルタイム優先から選択します。
待機 |
システムが待機状態の場合にのみスレッドを実行するプロセスです。 このプロセスのスレッドは、より優先度の高いプロセスのスレッドを優先します。 |
通常 |
特別なスケジュールの必要のないプロセスです。 |
最優先 |
すぐに実行する必要がある、時間が重要視されるタスクを実行するプロセスです。 このスレッドの処理は、通常または待機レベルの処理より優先されます。 |
リアルタイム優先 |
優先順位が一番高いプロセスです。 このプロセスのスレッドは、重要なタスクを実行しているオペレーティングシステムのプロセスを含む他のすべてのプロセスよりも優先されます。 |
次のタスクまでのタイムアウト: 変換タスク一覧の次のタスクに移行する前にプロセスが実行する最大時間を秒単位で指定します。タイムアウトを必要とせず、変換タスクリスト内の次のタスクに移行する前にアプリケーションが終了するのを待つ場合は、-1を使用します。
関連項目: